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【海外ドラマ】THE 100 / ハンドレッドシーズン4を見た感想・ネタバレ

人類が地球に住めなくなって97年が経ち、宇宙に避難した人類の中から100人の若者が地球に送られて極限サバイバルを生き残る為にあらゆる困難に立ち向かう姿を描いたハンドレッドもシーズン4を迎えました。

今シーズンでは、メルトダウンが6ヶ月後に起きると言われる中でどうやって窮地を脱するのかというのが最大のテーマとなっています。

登場人物

ハンドレッドの若者達

  • クラーク:ハンドレッドの代表。人類を救うためにシーズン3で仮想空間を終わらせた。
  • ベラミー:オクタヴィアの兄。ハンドレッドの中心的人物
  • オクタヴィア:ベラミーの妹。グラインダー文化を早くから受け入れ戦士としての強さも会得。今シーズンで大出世。
  • レイブン:天才的エンジニアだが足を負傷している
  • モンティ:ハンドレッドのエンジニア
  • ジャスパー:ハンドレッドのムードメーカー
  • マーフィー:ハンドレッドのメンバー
  • ハーパー:モンティの彼女

グラインダー

  • インドラ:森の民のリーダー的存在。オクタヴィアの師匠。
  • ロアン:氷の国の王
  • エコー:氷の国の王室警備兵
  • エモリ:マーフィーの恋人
  • ルナ:闇の血の候補者だが拒否して平和を求める

シーズン3のあらすじ

シーズン3ではハンドレッドの世界観という部分で核戦争で崩壊した世界がなぜ起きたのかという部分が明かされました。アリーという人工知能が暴走してしまい、人類が多すぎるという理由で核爆発を起こし、アリ−の開発者がアリ−に対抗する為にアリー2を開発し未来に託したという壮大なスケールで物語は展開しましたね。

アリー2はグラインダーの総帥に代々受け継がれ、結果的にクラークがそれを継承しアリー2の使命であるアリーの暴走を止める事に成功します。

しかし、アリーは人類を洗脳状態にしますがメルトダウンで地球は6ヶ月後に住めない世界になってしまうと予見していたのでそのような行動に出てある意味では人類を救おうとしていた訳です。

アリーの行動は非常に過激ですが、人類の事を考えるとメルトダウンで全てを失ってしまう可能性もある事を考えると選択肢としてはテーブルの上には乗るもののクラークはそれを断り、アリーを消し去ります。

これによって洗脳状態が解けますが、人類はその後メルトダウンをどうしのぐのかという点で続きが非常に気になる終わり方でした。

シーズン4のネタバレ

6ヶ月後にメルトダウンが起きて人類が死滅する

シーズン3からの続きとしてアリーがメルトダウンを予告し猶予は6ヶ月しか無いという事を告げますが、光の町をクラークは終わらせます。

メルトダウンのカウントダウンは迫っているので至急解決策を模索する必要があります。

アルカディアで避難する案

空の民の生活拠点であるアルカディアであれば核シェルターとしての役割が果たせるとモンティが閃きます。レイブンが中心的となって作業を行いますが、装置が無いので氷の民が占拠している場所に行きます。

しかし、そこで奴隷として仲間が捕らわれているのを見てしまい。このまま装置を持ち帰るのか?それとも仲間を助けるのか?という二択を迫られ、ベラミー達は仲間を助ける事を選択しました。

結果的に装置が手に入らずに難航します。更にアルカディアの酸素や物資など総合的に考えると100人しか残れないのでクラークが100人のリストを作成するのですが、それをジャスパーが発見してしまいモンティが公表する事で一時は騒然となりますが、ジャハがくじ引きで決めると言いその場の混乱は収まります。

その後イリアンがアリ-の洗脳によって家族を失った復讐心からテクノロジーを憎んでおり、アルカディアを爆破したのでアルカディアで避難するという作戦は失敗に終わります。

闇の血によって放射能汚染を食い止める方法

ルナ達が放射線に汚染されてアルカディアに避難してきたのですが、その際に子供に薬を投与する事でレイブン(薬がもったいない)とアビー(今救える命があるかもしれない)が対立します。マーフィーが薬を盗んで子供に投与するも効き目がありませんでした。

しかしルナ一時は重症でしたが、放射線を跳ね返しているという現象が起きて助かります。これにヒントを得てルナの骨髄から放射線に対する人体実験を行います。ベッカが残したラボはグランダー達には近づいていけないとされていてドローンが守っていたので中に入ると本格的な研究ラボが残っていました。

そこで実験を開始するに当たって、誰に人体実験をするのかという話を聞いていたエモリはラボに侵入したグラインダーに昔ひどい事をされたと嘘を付き、人体実験の被験者に仕立て上げます。

壮絶な死に方をしてグラインダーは死んでいきます。その後にそのグラインダーが身につけていた物は砂漠の民の物で無かったので違和感を覚えてエモリの嘘が発覚し、次の人体実験がエモリになってしまいます。

クラークはその事で自分に闇の血を注射して自分が被験者になろうとしますが、母親であるアビーが放射線の機械を破壊してそれを止めます。

これは後に分かりますが、闇の血には効果がありクラークは放射線から生き延びています。

ジャハが提案するシェルターが地球上に存在している説

アリ-の件でジャハは信用を失っていますが、地球上に核シェルターがありそれで人類を救えると考えて向かいますが、シェルター内には大量の白骨死体があり、核に耐えれない事が分かり失敗に終わります。

しかし、死人が出た時にナイラが「我ら灰より蘇らん」という言葉を祈りとして発します。それがヒントになりその由来を尋ねる為にフレームキーパーに会いに行く事にします。

フレームキーバーはインドラの娘のガイアです。ガイアに尋ねると神殿にある初代総帥のベッカの墓所の事だという事が判明し墓所に向かいます。

そこでジャハが11の鍵しか持っておらず、12の鍵で無いと墓所の鍵穴に入らないと言いますが、それが見当たりません。モンティが閃き「我ら灰より蘇らん」という言葉は炎の中に鍵を入れるのでは?と考えてジャハの持っていた11のメダルを炎に入れると12の鍵になり、中に入る事が出来ます。

中には数千人が収容可能な核シェルターになっていてこれで人類は存続可能になります。ただ、5年間をそこで住む必要があり、酸素の量や水の量を考えると実質1200人しか収容する事が出来ないという状況になります。

部族間の争い

氷の民の王であるロアンが怪我した事によりエコーが部族を率いて部族間の戦争が起きようとしますが、ロアンをアビーとクラークが治療した事でロアンが復活し、戦争は回避されます。

クラークがフレームをロアンに渡した事でロアンが氷の民の反発を抑えますが、アルカディアで核から耐えるという策をロアンに知らせなかったので氷の民と空の民が戦争になりそうになります。

クラークがロアンと話し合いを行い、アルカディアで避難する場合には100人しか入れないスペースをシェアするという事で解決しますが、イリアンによってアルカディアで避難する事が出来なくなったので再び白紙になります。

核シェルターを巡って部族間の争いは最高潮に

エコーが森の民が拠点を捨てて墓所を守っている事に違和感を感じて神殿を占拠します。その事で核シェルターを巡って森の民と氷の民で戦争が勃発しそうになります。

クラークが手を回して何とか回避しようとするも衝突は避けられません。そこで部族の代表を各1名選出し、その勝者の部族が核シェルターに入る事とする取り決めが行われます。

簡単に言うと13の部族がバトルロワイアルを行うという事です。主要な選出者は、空の民代表はオクタヴィア、海の民代表はルナ、樹海の民代表はイリアン、氷の民代表はロアンです。

しかしルナが勝ったら誰もシェルターに入れないと公言したのでルナだけは勝たせてはいけないという状況になります。ルナはクラーク達と対立します。

バトルロワイアルの開幕

ロアンが開幕から2人の代表者を殺して勢いに乗っていますが、オクタヴィアは逃げて最後の1人を殺して最後の1人に残ればいいという頭を使った作戦で基本逃げの作戦に出ます。

イリアンから協力しないかと誘われますが、拒否します。しかし三人に取り囲まれてしまうオクタヴィアは絶対絶命でしたが、そこにイリアンが助けにやってきます。

オクタヴィアとイリアンは恋愛関係にあり、もし最後の二人になった時にオクタヴィアは殺す自信が無かったので協力を拒んだのだと思います、しかしイリアンは弓で射抜かれて殺されてしまいます。

エコーがロアンの協力をしていると気付いたベラミーがエコーの元にいくとロアンと出くわしエコーの企みに激怒したロアンはエコーを氷の国から追放します。

その後ロアンとオクタヴィアが協力してルナを倒そうと結託します。ルナに対峙し、ロアンとオクタヴィアが戦闘になりますが、突然黒い雨が降ってきてオクタヴィアは逃れたのですが、ロアンが取り残されてルナに殺されます。

ルナは黒い雨でも平気なようです。その後ルナはオクタヴィアに殺され、最終的な勝者がオクタヴィアに決定します。

オクタヴィアは空の民が独占するのでは無く、全ての部族が平等に共有する事を公言します。

空の民の裏切りの結末

ジャハとクラークが先導して空の民がシェルターを閉じてしまい中に入れないという状況になります。

クラークのこの行動の意味する所は、最終的なジャッジは、空、海、氷、湖の4人の代表者が残っている状況で”海の民のルナが残っている”おり、数々の修羅場を乗り越えた闇の血の候補者なので可能性として最も高いと感じて強硬策に出たという理由になります。

しかしオクタヴィアとケインが外に放り出されている状況でベラミー(オクタヴィアが妹)とアビー(ケインが恋人)が黙っていません。二人で協力してシェルターを開ける事に成功し、各部族100人ずつが選ばれて中に入るという条件でオクタヴィアは平等という事を主張している以上、空の民からも誰を生き残らせるのか議論します。

当然民のアークの住民達から反発がありますが、最終的にはガスによってメンバーを眠らせてその中からクラークがアルカディアで避難する時の100人のリストを活用する事にします。空の民を入れて13の部族でしたが、海の民はいないので12の部族で各100人ずつ、計1200人という計算になります。

ラスト

ラボに残ったレイブンを迎えに行くためにクラーク達がラボに向かいます。その道中で襲撃に会いエコーが加勢に入り助かりますが、トラックが故障してしまい時間的に間に合わない状況になってしまいます。

レイブンを見捨てるのかと思案した結果クラークは宇宙で5年間を過ごすという策に出ます。時間的な余裕が無い中クラーク、ベラミー、レイブン、マーフィー、エモリ、エコー、モンティ、ハーパーの8人がラボにあった小型の宇宙船を8人乗りに改造し、アークに行く事に。

その際にアークの電源を入れる為のアンテナを動かす必要があり、トラブルがありクラークが1人で向かう事になるのですが、何度やってもアンテナが正常に動かないので手動でアンテナを動かす必要がありました。

クラークはアンテナの向きを動かす事に成功しますが、時間的に間に合わず放射線を浴びてしまいます。

宇宙に向かったメンバーはギリギリまでクラークを待ちますが、時間的に間に合わずにクラークを置いてく事にし、アークに着いた後も酸素装置を取り付けるのに苦労しますが、何とか無事に宇宙に避難する事が出来ました。

6年と7日後

クラークは生きていて(闇の血)、通信装置を使ってシェルターとアークに連絡を試みていいますが、どちらとも連絡が取れないようです。金髪が特徴のクラークでしたが、この時は赤い色が混じっているのが印象的でした。

更に少女と一緒にいたので、クラークの子供!?と一瞬驚きましたが、闇の血で生き残った少女と一緒に行動しているような発言がありどこかで見つけたのだと思われます。

そして最後のシーンでは、宇宙から飛行船がやって来てクラークは宇宙に行った仲間が帰ってきたと思い笑みがこぼれますが、何かおかしい事を感じます。

クラークがライフルで覗くと、「エリギウス社」「ガガーリン囚人移送船」という文字があり、新たなトラブルを予感させる終わり方をします。5年間生き残る食料等を計算して1200人に選抜したのに、その後オクタヴィア達はどうなったのかが非常に気になりますし、宇宙に行ったハンドレッド中心のメンバー達も気になります。

第5話:臨戦態勢にて

ジャクソン「記録によるとベッカは鉱業会社のために闇の血を開発したらしい」

アビー「鉱業?」

ジャクソン「長期間の宇宙任務では太陽放射から守るため闇の血が必要だった」

アビー「それを地上の人類に与えたのね」

この鉱業会社がエリギウス社であるのなら色んな想像が膨らみますね。

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おまけ:主要キャストの動向

オクタヴィア

シーズン4で一番重要人物だったのがオクタヴィアだと思います。グラインダーにスカイリーパーという異名まで付けられるまで戦士としての強さを持ち、バトルロワイアルで13の部族の頂点になりました。

始めの頃は樹海の民の代表者をロアン(負傷していてまともに戦えない)と決闘するのをケインと二人で説得して阻止しようとした時に失敗して、樹海の民の代表者を暗殺してケインに叱責をくらったりしていましたし、イリアンを殺そうとしてその後イリアンとすぐに男女の関係になったり情緒不安定感は個人的にはまだ感じますが、役職が人を育てるとも言いますし、更に成長したオクタヴィアを見てみたいですね。

シーズン4のラストで6年後と書いてあったのでその間リーダーとして部族をまとめられたのかという点もシーズン5で気になります。

レイブン

レイブンは脳の病気になっていてラボに残り1人で宇宙船に乗って死のうとしていましたが、ギリギリの所で踏みとどまり脳の治療を行う事をついに決意。アリ-のデータが書き込まれているせいで脳がおかしくなっているのならコードを消せばいいと考えて再起動を試みます。

その方法は水槽に貯めた冷水に入り一度心停止させ脳を完全に停止させるという方法で、1人しかラボにいなかったのでオートで電気ショックをかけて強制的に蘇生し水槽から自力で出てその後AED(自動体外式除細動器)を自ら実行し蘇生するという常人ではちょっと出来ないようなやり方で復活を遂げます。

ジャスパー

ジャスパーはシーズン1からムードメーカー的な存在でしたが、サバイバルには適していない所があり精神的に追い詰められているというが見ていて辛い部分でもありました。

そんなジャスパーが最後に取った行動が自殺という結末でした。核シェルターが見つかった時に皆で移動する時に立て篭もり、アルカディアに残る選択をします。

救いを拒む者は救えないというジャハ達の言葉が印象です。更に最後にモンティと別れを言い合っていたのが思い出すと辛くなるレベルです。さよなら、ジャスパー。。。

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