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【アニメ】オーバーロードを見た感想
オーバーロードというアニメを見ました。ゲームの中でもMMORPG、またはMORPGと呼ばれるオンラインゲームをプレイした事がある人には馴染みが深い作品でした。
個人的にはこのオーバーロードを見て思ったのは、懐かしいです。最近オンラインゲームはFPSと呼ばれるゲームしかプレイしていないのでみんなとギルドを組んで戦うみたいなのは縁遠くなっていましたが、オーバーロードを見てオンラインゲームをプレイしたくなりました。その位個人的には熱中度が高かった作品です。
おそらく2期もこの面白さと人気ならあると思うので早く続きが見たくて仕方が無いという状態で記事を執筆しています。
あらすじ
時は2138年。一大ブームを巻き起こした仮想現実体感型オンラインゲーム《ユグドラシル》はサービス終了を迎えようとしていた。プレイヤーであるモモンガも仲間と栄華を誇ったギルドで一人静かにその時を待っていた。しかし、終了時間を過ぎてもログアウトしないゲーム。突如として意思を持ち始めたNPCたち。ギルドの外には見たこともない異世界が広がっていた。
現実世界ではゲーム好きの孤独で冴えない青年が、骸骨の姿をした最強の大魔法使いとなる!
世界を掌中におさめる死の支配者、ここに光臨!!(公式サイトより)
よくある異世界もの、そしてオンラインゲームものではあるのですが、主人公がダークサイドな人物であるという事。外見からしてアンデッド族らしく世界が変異してからは思考もダークサイドに変異しているような感じでした。
アニメ版しか見ていないのでその限りだと平気で殺したりしますが、怖いとかグロいという感覚は全く感じませんでした。
テンポよくコメディ感とシリアスな雰囲気、世界の謎を追いかけたり、ゲームらしさを感じられるいい塩梅なアニメだと感じます。
ゲームで知らない人と同じチームに入ってチャット等をして共闘した事がある人ならこのオーバーロードという作品がどれだけ優れているかというのは分かると思います。
SAOやログ・ホライズン並みに面白いです。人によってはそれ以上でしょう。個人的にはログ・ホライズンと同じくらいに面白かったです。
感想
オンラインゲームを最初にプレイした事がある方にとっては最初にプレイしたゲームがおそらくその後のゲームのプレイの現在に繋がっていると思いますが、管理人が最初にプレイしたオンラインゲームは、INFINITE2という携帯ゲームだったと記憶しています。
現在ではスマホが普及していますが、当時はまだガラケーが主流でやっとパケホーダイになり自由にゲームがプレイ出来るようになった。そんな時代でした。
その前まではテトリスのような携帯ゲームが主流でJavaで一回ダウンロードしてそこからは通信が発生しないというような落としきりのゲームが主流で、パケ・ホーダイが出てオンラインゲームのように常時通信が可能なゲームもお金の心配無く遊べるようになったという時代背景があります。
そこで、当時高校生だった管理人はリアルの友達を誘ってこのINFINITE2というゲームに興じます。全く知らない人たちとの交流が凄く楽しく、ギルドのメンバーを誘いギルドも設立しました。
(photo:INFINITE2公式サイト)
ゲームのシステムは単純にガラケーの1ボタンを基本的には連打してレベルを上げるというもの、アバターという概念もあり、武器や防具を装備するとアバターの外見が変わるので強者かどうかが一目で分かるのでレベルを上げてお金を稼ぎ、強い装備を購入するというモチベーションも非常に高く保てました。それらのシステムは基本的に今と変わっていないでしょう。
昔のゲームなのでグラフィックは今見るとあれですが、コマンドかアクションかの違いです。
そして話しは現代のオーバーロードというアニメの話しに戻りますが、オーバーロードはDMMORPG(Dive Massively Multiplayer Online Role Playing Game)という2126年に日本のメーカーが発売した体感型MMOという設定です。
特徴としてはDiveという事で専用コンソールを用いて五感を投入するというWeb小説のプロローグに書かれていたので、今で言うVRの更に五感を没入させたものという感じでしょうか。
2016年現在のVR分野だと、家庭用ゲーム機からPSVRが年内に発売決定しており、PCゲームの世界でもOculusやHTCviveがあります。オーバーロードしかり、SAOしかり、それらはその先の技術という事になります。
現在のゲーム事情にピンと来ない人は何の話かちんぷんかんぷんかと思いますが、2016年はVR元年とも言われており、これからのゲームはVRに舵が振られるかもしれない分岐点とも言える時代です。
まだまだ対応コンテンツは十分では無いですが、家庭用ゲーム機のPS4は販売が好調でPSVRを発売するという事でこれから一般市民にも裾野が広がるかもしれないとは言ってもまだまだ時間はかかるでしょう。
それでも家庭用ゲーム機で広がるにしろPCで広がるにしろ、VRが発展していけばオーバーロードのように更に体感型のゲームが登場するのもe-sportsの動きやゲーム実況動画の台頭でゲームでお金を稼ぐ人も現実にいる時代です。可能性としてはいつかは十分にあるでしょう。
そんなオーバーロードですが、話はDMMORPGに焦点が当てられた話では無く、サービス名はユグドラシルというゲームタイトルでサービスが終了する当日の話から始まります。
ギルドの長であるモモンガが主人公でギルド名はアインズ・ウール・ゴウンというギルドでした。サービス終了のカウントダウンが終わろうとしたけれどもサーバーが落ちない。
どうしたもんかと色々試した結果、ここはユグドラシルでは無く異世界に飛ばされたという所から始まり、NPC(ノンプレイキャラクター)達と異世界で真相を探るというお話になっています。少なくともアニメ版ではモモンガの他に異世界に飛ばされたプレイヤーはいない。
モモンガはレベル100のカンストで課金もしているので異世界の中では最強です。また、ギルドのNPC達もレベル100で異世界では最強です。なので基本的には負ける事のない俺TUEEEEなアニメと言えます。
また、モモンガはサービス終了前に全NPCの頂点であるアルベドをモモンガを愛していると説明を変えて異世界に飛ばされた為、モモンガを愛しています。他の女性キャラも基本的にはモモンガに好意を持っているのでハーレムアニメとも言えます。
それだけ聞くと何だか見飽きた感のある方もいるかと思いますが、オーバーロードの魅力はモモンガが非常に慎重な男だという事です。
アインズ・ウール・ゴウンというギルドの参加資格は社会人である事が1つの参加条件ですが、つまりモモンガも社会人。大人だという事。よくある少年が異世界に飛ばされてという話とは毛色が違い、非常に慎重にかつ巧妙に真相を探ろうとします。
その辺りはログ・ホライズンのシロエに似ているかもしれません。モモンガの方が俺TUEEEEですが。ゲームの中ではモモンガは魔法系の使い手なので物理系の相手だと不利なのでその変も関係しているのかもしれませんが、慎重に事を運ぼうとするのは大人だからとも言えます。
NPCキャラクター達には支配者としての威厳を保つために建前を使い、視聴者には本音を漏らすなどコメディ要素もあり、見ていて飽きる事なく完走する事が可能でしょう。管理人は寝坊覚悟で一気見してしまいました(笑)
アニメ版オーバーロードはU-NEXTで視聴しました。画質も綺麗なのでおすすめです。
※情報は記事執筆時のものになります。配信内容が変わる可能性があるので最新の詳細は公式ページでご確認下さい。