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スーパーナチュラルってこんな海外ドラマ
『SUPERNATURAL/スーパーナチュラル』(通称「スパナチュ」)は、ウィンチェスター兄弟がアメリカ各地を旅しながら悪霊・悪魔・怪物といった超常的存在を狩る、アクション・ホラー・ファンタジードラマです。
2005年にThe WB(のちにThe CW)で放送開始、全15シーズン・327話という長大なシリーズを経て2020年11月に完結しました。The CW史上最長寿のドラマであり、アメリカのホラー・ファンタジージャンルを代表する作品のひとつです。
企画・制作はエリック・クリプキ(のちに『ザ・ボーイズ』を手がける人物)。当初はシーズン5で完結する予定でストーリーが設計されており、シーズン1〜5は「クリプキ時代」として今でも高い評価を受けています。その後もショーランナー(物語全体を統括する責任者)を交代しながら10年にわたって続編が作られ、熱狂的なファンベースに支えられ続けた伝説的海外ドラマです。
あらすじ
22年前、ウィンチェスター家の母メアリーが超常的な存在によって殺害されました。父ジョンはその日から復讐を誓い、二人の息子。兄ディーンと弟サムを「ハンター」(超常現象の狩人)として育て上げます。
成長したサムはハンターの生活から離れ、スタンフォード大学のロースクールに通い、恋人と普通の生活を送っていました。しかしある日、兄ディーンが訪ねてきます。「親父が行方不明だ」。
こうしてサムは再びハンターの世界に引き戻され、兄弟は黒い1967年型シボレー・インパラに乗り込んで、アメリカ各地を巡りながら超自然的な脅威に立ち向かう旅を始めます。
悪霊を塩と炎で浄化し、悪魔を退魔の儀式で追い払い、伝承に語られる怪物をハントする。そんなロードトリップ・ホラーが物語の出発点です。
しかし物語が進むにつれ、兄弟の戦いのスケールは加速度的に拡大していきます。悪魔の軍勢、天使の陰謀、魔王ルシファーの復活、そしてついには「神」との対決まで。小さなお化け退治から始まった物語は、宇宙の命運を賭けた壮大な神話へと発展していきます。
世界観の特徴
民間伝承と神話のオンパレード
本作には世界中の民間伝承、都市伝説、宗教的神話がふんだんに取り込まれています。ヴァンパイア、ウェンディゴ、レヴナント、シェイプシフターなどの古典的モンスターから、キリスト教の天使・悪魔、北欧神話のロキ、ギリシャ神話の神々まで、ありとあらゆる「超自然」が題材になります。
ハンターの道具と戦い方
ウィンチェスター兄弟の武器は多彩です。岩塩を装填したショットガン(悪霊撃退用)、聖水(悪魔祓い用)、銀の弾丸(ウェアウルフ用)、そして伝説の「コルト」(あらゆる闇の存在を滅ぼせる回転式拳銃)。インパラのトランクには武器が満載で、兄弟はこの車をまさに「移動式武器庫」として使っています。
1話完結と長期ストーリーの絶妙なバランス
基本的には1話完結で「今週の怪物」を退治するフォーマットですが、各シーズンにはメインとなる大きな敵や物語の縦軸があり、シーズンフィナーレに向けてクライマックスが盛り上がっていく構成です。
主要キャラクター
ディーン・ウィンチェスター(ジェンセン・アクレス/吹替:東地宏樹) 兄。タフで直感型のハンター。クラシックロックとハンバーガーとビールをこよなく愛する。皮肉屋だがユーモアがあり、弟サムを何よりも大切にしている。愛車インパラ(通称「ベイビー」)を父ジョンから受け継ぎ、相棒のように扱う。飛行機恐怖症。
サム・ウィンチェスター(ジャレッド・パダレッキ/吹替:内田夕夜) 弟。頭脳派で調査・リサーチを担当することが多い。普通の生活を望みながらもハンターの運命から逃れられない。幼い頃に悪魔の血を飲まされたことで超能力を持つが、その力は使うたびに彼を人間から遠ざけていく。
カスティエル(ミシャ・コリンズ) シーズン4から登場する天使。ディーンを地獄から救い出したことで兄弟と深い絆で結ばれる。天使らしからぬ不器用さと真面目さが独特の魅力で、シリーズを通じて最も人気のある脇役のひとり。当初はゲスト出演の予定だったが、視聴者の圧倒的な支持を受けてレギュラーに昇格した。
ボビー・シンガー(ジム・ビーバー) ウィンチェスター兄弟の父親的存在であるベテランハンター。サウスダコタ州の自宅兼廃車置き場を拠点に、兄弟に知識と精神的な支えを提供し続ける。「idjit(ばかもん)」が口癖。
クラウリー(マーク・シェパード) 地獄の王として長期にわたって登場する悪魔。元は人間のスコットランド人仕立て屋。極悪非道だが狡猾で、兄弟とは敵対と協力を繰り返す複雑な関係を築く。皮肉のきいたセリフ回しがファンに愛されるキャラクター。
ジョン・ウィンチェスター(ジェフリー・ディーン・モーガン) 兄弟の父。妻メアリーを殺した悪魔への復讐に人生を捧げたハンター。厳格な軍人気質で息子たちをハンターとして鍛え上げたが、その教育方針は兄弟に深い影響と傷を残す。
ロウィーナ・マクラウド(ルース・コネル) クラウリーの母にして300年を生きる大魔女。最初は兄弟の敵として登場するが、やがて頼れる味方に。強烈な個性と魔術の力でシリーズ後半を彩る。
この作品の魅力
兄弟の絆。 ディーンとサムの関係がシリーズ全体を貫く最大の軸です。何度も死に別れ、裏切り、すれ違い、それでも最後には互いのために命を賭ける。二人の絆の物語はあらゆるシーズンで視聴者の心を打ちます。ジェンセン・アクレスとジャレッド・パダレッキのケミストリーは15年間衰えることがありませんでした。
ホラーとコメディの絶妙なバランス。 本格的に怖いホラー回がある一方で、メタ的に自分たちのドラマをネタにするコメディ回や、ディーンのユーモラスな言動で笑わせるシーンも多数。この緩急のつけ方がスパナチュ独特の味わいです。
クラシックロックのサウンドトラック。 AC/DC、Led Zeppelin、Kansas、Metallicaなど、ディーンが愛する70〜80年代ロックがドライブシーンを彩ります。特にKansasの「Carry On Wayward Son」はシーズンフィナーレの冒頭「これまでのスーパーナチュラル」で流れる非公式テーマソングとして、ファンにとって特別な楽曲になっています。
深みのある神話体系。 悪魔祓いの呪文、天使の階級、死神のルール、煉獄の存在など、独自の神話体系が緻密に構築されています。シーズンが進むごとに世界観が広がり、「この世界ではどんなルールで超自然が存在しているのか」を知るのも大きな楽しみです。
愛すべき脇役たち。 カスティエル、ボビー、クラウリー、ロウィーナ、チャーリーなど、魅力的な脇役が続々登場します。彼らが兄弟とどんな関係を築いていくかも見どころで、推しキャラが必ず見つかるはずです。
こんな人におすすめ
- ホラーやオカルトが好き(でもグロすぎないのがいい)
- 兄弟や家族の絆の物語に弱い
- 1話完結で気軽に見始めたいが、壮大な長期ストーリーも楽しみたい
- 『Xファイル』『バフィー 恋する十字架』が好きだった
- クラシックロックが好き
- とにかく長く楽しめる海外ドラマを探している
全15シーズン327話という圧倒的なボリュームは、一見ハードルが高く見えるかもしれません。しかし、まずはシーズン1〜5だけでも完結した物語として十分楽しめます。そこからハマったら残りの10シーズンという長い旅路が待っています。それはとても幸せなことです。
シーズンの大きな流れ(ネタバレなし概要)
第1章:ハンターの旅路(シーズン1〜2)
母を殺した「黄色い目の悪魔」アザゼルの謎を追い、父ジョンとともに戦う兄弟の物語。ロードムービー的な雰囲気が色濃く、毎回異なる町で異なるモンスターと対峙する「怪物退治もの」の醍醐味が詰まったシーズンです。
第2章:天使と悪魔の戦争(シーズン3〜5)
ディーンの魂をめぐる地獄との契約、天使カスティエルの登場、そして魔王ルシファーの復活と黙示録(ハルマゲドン)。クリプキが構想した本来の最終章であり、シリーズの評価が最も高いパートです。天使と悪魔の壮大なスケールの争いに、兄弟の運命が翻弄されます。
第3章:新たな脅威(シーズン6〜11)
黙示録を乗り越えた兄弟に、さらなる脅威が次々と襲いかかります。神の最初の創造物リヴァイアサン、地獄の騎士アバドン、「闇」と呼ばれる神の姉アマラなど、スケールを変えながら兄弟の戦いは続きます。ディーンが悪魔化するなど衝撃的な展開も。
第4章:最後の戦い(シーズン12〜15)
兄弟の母メアリーの復活、ルシファーの息子ジャック(ネフィリム)の誕生、そして物語は「神」チャックとの最終決戦へ。15年に及ぶ物語のすべてが収束する、感動と衝撃のフィナーレが描かれます。
