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【海外ドラマ】ベター・コール・ソウル シーズン2を見た感想・ネタバレ
ベターコールソウルのシーズン2を全話視聴しました。今シーズンでは特に印象的だったのが主人公のソウルグッドマンこと、ジミーマッギルの過去のお話です。ジミーは毎度毎度事件を引き起こすお調子者タイプですが、その根底にある思想のようなものを今シーズンでは見る事が出来ました。
そういう環境で過ごしてきたからこそ、今のジミーがあるんだなと。それが良い事か悪い事か、という観点で見ると悪い事ではあるのですが、ジミーにはジミーの考えがあり行動をしているという点で何かすっと腑に落ちた瞬間もあり、今後も本当に楽しみなドラマだなーと思います。
前シーズンのあらすじ
前シーズンではサンドペーパーという会社がお年寄り向けの詐欺をしているという証拠をジミーが掴み、兄のチャックと取り組みます。
しかし、二人で行う作業量としては非常に大きい負担になってしまうので、兄のチェックがパートナーになっているHHMという法律事務所に助け舟を出しました。
普通ならその案件を獲得したジミーの手腕を認め、元々ジミーはHMMで働いていた事があるのでパートナーにしてもいい位の功績ではありますが、HMMのパートナーのハムリンはそれを認めませんでした。
大激怒するジミーでしたが、真相はジミーの実の兄のチャックに言われてハムリンはジミーのHMMの雇用を断っただけでした。
シーズン2のネタバレ
デイヴィス&メイン法律事務所
シーズン2にはジミーは大手の弁護士事務所のデイヴィス&メイン法律事務所に就職します。前シーズンではアジアンネイルサロンの奥にある窮屈な3畳ほどのスペースに狭そうに寝泊まりしており、車はオンボロの車を乗っていました。
しかしデイヴィス&メイン法律事務所から支給された社宅は豪華でゆっくりと寛げる部屋で、車はドイツの高級車でした。順風満帆のジミーの弁護士生活のように見えましたが、サンドペーパーの件でジミーは自分の能力を発揮出来ないしがらみのような物を感じ初めて歯車が狂い始めます。
サンドペーパーの件でデイヴィス&メイン法律事務所とHMMが共同で仕事をしているのですが、その会議にチャックが出席します。ジミーはサンドペーパーのお年寄りの勧誘に少し手荒な手段に出たのですが、その事をチャックに突っ込まれて自粛すると言います。
自粛するのはいいけれどもサンドペーパーのお年寄りを集客しないといけません。そこで一計を案じてテレビCMを放送し、サンドペーパーのお年寄りの自由時間に時間を絞って流すという作戦に出ます。
結果は大成功に終わりますが、そのやり方がまずかったのです。上司にCMを放送する許可を取らずに独断で動いた結果上司は大激怒し、ジミーは自分のやり方を封じられてしまいます。
辞職しようと試みますが、自ら退職すると違約金が発生するので「あの手この手」でクビになろうとします。ド派手な衣装を着て出社したり、大音量で騒音トラブルを引き起こしたり、トイレで大の方を流さなかったり(笑)
上司も違約金に関してとっくに気付いていますが、根負けしてジミーをクビにします。その時にココボロ材で作られた7000ドルの高級デスクを買取ります。
マイク
マイクはシーズン1ではナチョと取引するプライスのが麻薬売買の護衛の仕事をしていましたが、シーズン2ではその事でトラブルが起きます。警告していますが、そのプライスがド派手な車を購入し、いかにも麻薬で得たお金で車買いました!感が出ており、ナチョに見限られて家に強盗に入られてしまいます。その時に野球カードを盗まれて、プライスは警察に野球カードの盗難届けを出します。
これで困ったのはマイクとナチョ、マイクはナチョを説得して野球カードを返して車をその対価として貰うという事でこの件は片が付きます。
しかし警察に被害届を出しているので警察は確実に怪しんでいます。(家を見に行った時にいかにも麻薬やってそうな謎の隠し場所を見つけたからです)そこで登場するのがジミーです。ジミーが弁護を引き受けて警察を説得します。
そして、次にマイクはナチョの依頼を受けます。トゥコを殺して欲しいという依頼です。
マイクは引き受けますが、トゥコを殺さずに刑務所にぶち込むという案を思いつきます。トゥコの車にぶつけてマイクが殴られ、その場を警察に見つかるように仕向けます。
しかし、叔父のヘクター・サラマンカが出てきてマイクを脅します。マイクだけなら問題ありませんが、家族まで脅されたので条件を飲んでトゥコの刑期を軽くするように仕組みます。
それに怒ったマイクは仕返しにカルテルの車を襲い、現金を強奪します。運転手をカルテルが見つけて殺す現場にスナイパーライフルの銃口越しに覗くマイクは叔父のヘクターを殺す気です。
その時、大音量の車のクラクションの音が鳴り響きます。マイクが確認しに向かうと車のフロントガラスに「やめろ」という文字が書き残されているという所でマイクのシーズン2は終了です。
新事務所立ち上げ
ジミーとキムは、同じ場所でパートナーでは無い別の事務所を立ち上げるという自分達の自主性でやっていける新事務所を立ち上げます。
ですが、その収益源として当てにしていたメサ・ヴェルデの案件をキムが退職した事でキム vs HMMという構図になり、最終的にはHMMが案件を獲得します。
本来はキムに傾倒していましたが、チャックが無理をしてでも出社して案件を獲得したのです。これに怒ったジミーはチャックに復讐します。
チャックが寝ている所に忍び込んで書類を改ざんします。そしてチャックはその書類を元に裁判所に提出したのでまた一からやり直しになりクライアントに迷惑をかけてしまいます。
チャックはジミーを疑い、コピー店に調査しに聞き込みにいきますが、その最中に倒れて頭を壁に打ち付けてしまいます。
それを影からこっそり目撃していたジミーは救急車を呼び、対処します。しかし、チャックはなぜその場にジミーがいたのか?と疑いその場にいたHMMの部下に聞くと「自分が心配だからジミーに連絡した」と嘘を付きます。
ジミーが後でなぜ嘘をついたのか?と訪ねたら、ジミーは友達だからと答えていました。これでジミーの嘘は完全犯罪に終わるかと思いきや。
チャックの方が上手です。HMMをやめて家を電磁波から守るように自分で改装を始めていました。そこでジミーにHMMから電話が入り、チャックの家に行きました。
何とか引退だけはやめて欲しいと訴えるジミーでしたが、チャックは自分のミスでクライアントに被害を出してしまったという事を責めて、遂に電磁波過敏症は脳にまで影響が出ていると訴えます。
耐えかねたジミーは自分が書類を改ざんした事を認めてチャックはおかしくないと説得します。チャックは文書偽装の告白をしたんだぞ的な事言い、ジミーは証拠が無いと言ってその場を立ち去りましたが。。。
ジミーが帰った後に隠してあったボイスレコーダーのスイッチを切ったチャックという所でシーズン2が終了しました。
感想
マイクの最後のメモは誰が書いたのか気になります。ジミーはこれから大変な事になりそうな予感です。せっかく新事務所を立ち上げたばかりではありますが、これはチャックが上手でしたね。
チャックの逆襲がシーズン3では展開されそうです。そして冒頭で話したジミーの過去の話ですが、父親の店を店番していた時に男がやってきて父親にお金を貸して欲しいと頼みます。
事故で車が動かなくなったからタクシーで帰りたいと。ジミーは絶対に嘘だからやめた方が良いと言いますが、父親は絵に書いたような善人だったのでお金を貸します。
その父親がいなくなった間にジミーにタバコを2カートンくれとその男は言います。明らかに父親は騙されていました。
その男にジミーは「羊になりたいか、狼になりたいか」という二択を提示されます。要するに騙される側になりたいか、騙す側になりたいかという事ですね。
そしてジミーはその売上のお金をくすねるのですが、ジミーはそのまま大人になったという感じの人物ですよね。
シーズン3でもジミーがどんな奇想天外な事をするのか楽しみです。
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