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【海外ドラマ】ブラックリストシーズン4を見た感想・ネタバレ

ブラックリストのシーズン4を全話視聴しました。今シーズンもめちゃくちゃ面白く「そう繋がるんかーい!」という展開があったりして超絶楽しかったです。

ずっと謎だった”あの件”は遂に今シーズンで明かされます。過去回は割りと多かった印象がありますが、今まであまり語られなかった人物などをきっちり出して描写されているので今までの謎だった部分が明らかにされていくのはかなり楽しめると思います。

登場人物(キャスト)

  • レイモンド・レディントン:国際的犯罪者(犯罪コンシェルジュの異名を持ち裏社会で帝国を築く大物)
  • エリザベス・キーン:クーパー指揮下のFBI捜査官(紆余曲折ありシーズン3時点ではコンサルタント)
  • ドナルド・レスラー:クーパー指揮下のFBI捜査官
  • トム・キーン:エリザベスの夫(裏の顔ありだったが今は家族第一)
  • ハロルド・クーパー:FBIのテロ対策本部の本部長
  • デンベ:レディントンの側近でボディーガードを務める
  • アラム・モジタバイ:FBI捜査官(IT専門)スキルは凄腕
  • サマル・ナヴァービ:イスラエル諜報特務庁「モサド」の諜報員で現在はクーパーのチームの一員。
  • ケイト(ミスター・キャプラン):レディントンの掃除屋

シーズン3のあらすじ

シーズン3の前半は爆破テロの容疑がかけられて逃亡者となったリズがFBIの同僚達に追われながら容疑を晴らすというものでした。リズの子供のアグネスも生まれたのがシーズン3でしたね。

ラストではアレグザンダー・カークという人物がエリザベスを誘拐し、エリザベスがカークに「誰なの?」と問いかけて、カークが「君の父親だ」と答えてシーズン3は終了するという謎すぎる展開でしたね。

【海外ドラマ】ブラックリストシーズン3を見た感想・ネタバレ

詳しくはシーズン3のネタバレで書いていますが、今シーズンになって明らかになった部分でシーズン3のネタバレで間違っている部分があります。それについてはシーズン4のネタバレで書きます。

ネタバレ

注意盛大なネタバレが含まれているので初見の方は本編を見る事をおすすめします。

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シーズン3のその後

エリザベスを救出する為にレディントンやFBIのチームがエリザベスを捜索します。その中でエリザベスはカークが父親だと思うようになります。

実際に幼少期にカークとエリザベスは一緒に過ごしているという証拠も出ているのでまず間違いないだろうと。

その後、エリザベスはFBIチームがカークの屋敷を突き止めて解放されたのですが、娘のアグネスがカークに誘拐されたままなので捜索は続きます。

何とかカークを追い詰めてカークを逮捕したのですが、カークは遺伝性の病気で長くないとの事。それを治療するには近親者が必要でリズが名乗り出ますが、結果的にはDNA鑑定で親子では無い事が判明します。

カークは信じられずレディントンが裏で何かしたと言いはりますが、結果的には本当に親子関係では無かったようです。シーズン3のネタバレでエリザベスの父親はカークだと思っていましたが、それは否定されました。

その後レディントンがカークの遺伝子治療を可能にする医師を見つけてカークに紹介すると言いますが、カークはレディントンを許さない感じで今にもレディントンを殺しそうな剣幕でヤバそうな注射を何本も打っていますが、レディントンがとある事を囁いてそれ以降姿を消します。

その後エリザベス達にカークは「どこかに消えた」とさらっと言って終わります。何て言ったのかは非常に気になる所ですね。隠された真実はまだ多そうです。

ミスター・キャプラン

ブラックリストのシーズン4で一番の中心的人物はこのミスター・キャプランです。今までレディントンの掃除屋として側を支えてきた彼女ですが、シーズン3でエリザベスが死んだと偽装した事によって結果的にエリザベスの身を危険に晒す事になりました。

そしてレディントンに対しても裏切り行為をした事でレディントンはその処遇に対して迷いもありましたが、結果的にはキャプランを撃ち殺す事で終わりにしました。

しかし、キャプランは死んでおらず、近くの小屋に住む男により一命を取り留めます。

戦争勃発

引き金となったのは、レディントンの金庫番の男が殺されるという事件でした。レディントンはこれを宣戦布告と受け取り誰が仕掛けたのか探ります。

ナタリーという女性はウイルスに感染しても死なないという人物で、逆に人に触れると人が死んでしまうという病気を持っていました。ナタリーは、イザベラストーンという人物に脅されてレディントンの金庫番を殺したので黒幕は別にいます。

イザベラ・ストーンとは何者かを探ると、人の評判を落とす事を生業としていてやってもいない事をでっち上げられてやられた方は信用を失墜するというやり口の女でした。レディントンをターゲットにしています。

彼女を捕まえて尋問すると、支払いは何とレディントンの口座から支払いされているという事実が判明します。

これが何を意味するのかというと、内部的に誰かが裏切っているからレディントンの評判を落とすイザベラに金が振り込まれたという事になります。レディントンは幹部を招集し誰が裏切っているのか突き止めようとしました。

幹部の中で唯一招集に応えなかった人物が弁護士のマーヴィン。レディントンの弁護士ですね。しかもその時にマーヴィンから送られたワインを飲んでレディントンは毒に侵されるという顛末を迎えます。

やったのは薬剤師と呼ばれるブラックリストの男で、薬剤師を見つけないとレディントンの毒は治せないという事態になり、エリザベス達が探してレディントンは何とか一命を取り留めます。

これでマーヴィンの疑いはかなり濃厚になり、マーヴィンはレディントンに拘束されます。マーヴィンは旅行に行く予定だったとか。

しかし事態は思わぬ方向に向かいます。レディントンの側近中に側近のデンベがずっといないのです。レディントンはデンベは裏切り者を探していると思っていたのですが…。

マーヴィンがレディントンに送ったワインを調べてみると毒は検出されずレディントンが飲んだ別の所から毒が検出されたのです、そう、デンベと一緒に飲んだお酒から…。

デンベが裏切り者か!?という展開になり、デンベは逃走してアラムを誘拐します。

デンベはレディントンの金庫を開けろとアラムに銃を突きつけて脅迫しますが、アラムがこれを拒否。

本当にデンベがやったのかという状況でしたが、デンベ曰く自分はやっていないが、身の潔白を証明する為には真犯人を突き止める必要があるとアラムに訴えます。

金庫の中も空でアラムには指紋を調べて欲しいという要求でした。その人物がレディントンの裏切り者だと。

アラムはデンベを信じて協力する事にして指紋を調べます。裏切り者の正体は「キャサリン・ネメック」という人物でした。これにデンベは驚愕します。

そしてデンベが向かった先はとある山奥でした。あれ、どこかで見たことあるような…。レディントンがミスター・キャプランを殺した山でした。

そうキャサリン・ネメックとはミスター・キャプランの事です。キャプランがレディントンに復讐しているという構図でした。

ミスター・キャプランの過去

ミスター・キャプランではなくケイトの呼称の方が適しているとは思いますが、分かりにくくなったらあれなのでキャプランで通します。

キャプランはエリザベスのシッターとしてエリザベスの母親のカタリーナに雇われていました。

ある日キャプランはキッチンでカタリーナが見知らぬ男性と口論になり、喧嘩をしている場面を目撃します。

カタリーナがその男を殺し、カークが帰ってくると動揺するとキャプランが自分に任せてと言い掃除屋としてのおそらく初仕事をします。

カタリーナがキャプランのその行動に驚きつつも信頼を寄せるようになります。

とある日、キャプランがマーシャ(幼少期のエリザベス)をベビーカーで押して散歩していると車内でカタリーナが不倫している現場を目撃します。レディントンですね。

そしてカタリーナがレディントンに惹かれている事をキャプランに話しますが、キャプランはマーシャの事を考えれば別れるべきと告げます。

そして事件が起き、マーシャがレディントンに誘拐されたとの事。キャプランがカタリーナに事情を聞くと、マーシャの父親がレディントンだと彼は思っているとカタリーナがキャプランに言います。

本当の父親は誰なの?とキャプランの疑問にカタリーナは検査もしていないし分からないと答えます。困惑の中、とにかく警察には言わないでとカタリーナに念を押されてキャプランは一緒にマーシャをカタリーナと探すと強く言います。

モーテルでキャプランが待機していると火事の現場からカタリーナがマーシャを連れてやって来ます。その後、モーテルでマーシャと二人きりになったキャプランでしたが、カタリーナは事情があり帰れない事。辛いけどマーシャの為になる事だから離れる決断をした事を電話で言います。

キャプランにもマーシャから離れるように指示し、二人で涙します。

マーシャはカタリーナが指示した男が面倒を見ていたのですが、その後レディントンがキャプランに会いたいと言ってきます。

最初は強く反発したキャプランです。当然です。キャプラン側の気持ちで考えるなら最愛だったカタリーナと離れ、マーシャと離れる原因になったのは全てレディントンのせいなのですから…。

しかし、マーシャの為に力を貸して欲しいとレディントンに頼まれ、何かあったらレディントンでは無くマーシャを最優先するという条件でレディントンの掃除屋となるといういきさつがあり、レディントンが帝国を築いてから、FBIに出頭する時も強くレディントンを止めましたが、様々な脅威がエリザベスに迫っているとレディントンは言い出頭するというシーンまで描かれました。

ラスト

キャプランはレディントンといる限りエリザベスには常に危険が付きまとうと考えてレディントンの帝国を潰そうとします。

金の流れを止めようとしたり、過去の秘密を暴露したりします。

そして今まで掃除してきた80名以上の遺体を警察に渡し、レディントンを逮捕させようと目論みます。レディントンと協力していたエリザベス達のチームを解散に追い込むのが狙いです。

エリザベスの幼少期の記憶を消した男ボグダン・クリロフ医師を使ってレスラーを洗脳し、キッチンを殺させようと仕向けますがエリザベスが阻止します。

その時にクリロフはエリザベスに25年前の記憶とは別に2年前に記憶を消していると言っていました。気になりますね。

そしてレディントンの捜査で大陪審が開かれてチームが大ピンチを迎えますが、レディントンが尻拭い屋と呼ばれるどんな事件も揉み消してしまうヘンリー・プレスコットを脅迫しヒッチン(国土安全保障省)の弱みを見つけ(レベンライト殺害の証拠を入手)、大陪審を止めろと脅迫します。これによりチームは救われます。

キャプランはレディントンを止める為に次なる手に。レディントンとFBIに挟まれる形で橋の上でキャプランがレディントンと会話します。

自分が死んだら隠された真実がエリザベスに届くように手配されていると。だからレディントンに自分を撃つようにと言いますが、レディントンは撃つ気がなくキャプランと和解を申し出ますが…。

それでもキャプランは橋から身投げして自殺します。

その後、クーパー本部長がエリザベスとレディントンが親子かどうか鑑定を依頼していたのが届き、エリザベスが真実を知る事になります。

レディントンはエリザベスの父親だという物でした。エリザベスはレディントンを父親と認めて家族として接しているようですが、レディントンには隠し事があるようです。

最後のシーンではキャプランからスーツケースを受け取ったサムが中身を開けると白骨死体が入っているという物でした。シーズン5も楽しみですね。

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おまけ

個人的に気になった謎です。

  • エリザベスは25年前に記憶を消されたが、その記憶を消した人物は2年前にも消していると言っていた
  • キャプランのプランB:タンジ農場でごめんなさいカタリーナと言いキャプランが何かを掘り出していた(スーツケースの中身は白骨死体だったがラストでトムが持っていた)
  • レスラーがヒッチンを殺してしまった
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