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【海外ドラマ】マイノリティ・リポートを観た感想・ネタバレ
海外ドラマ版のマイノリティ・リポートを全話視聴しました。マイノリティ・リポートは2002年公開のアメリカのSF映画です。そして今回のテレビドラマ版はその10年後の世界を描いた続編になっています。
前作のおさらい
前作の同名映画のマイノリティ・リポートは、プリコグと呼ばれる3人の予知能力者によって事件を未然に防ぐという殺人予知システムが導入されており、2054年には殺人の発生率が0%になっているという設定でした。
ただ、プリコグの三人には意見が食い違う事があり、それがマイノリティ・リポート(少数報告)として挙がってはいたものの、完全なシステムというのを覆される事になるのでバージェス局長は隠蔽していた。それをトム・クルーズがバージェス局長を追い詰め、最終的にバージェス局長は自殺し、システムは廃止されたというのが前作のざっくりしたストーリー。
その10年後にプリコブの1人である、ダッシュを主人公にプリコブ3人とダッシュに協力する刑事のヴェガを中心に物語が展開していきます。
ドラマ版マイノリティ・リポートの見所
プリコブ3人のその後がやっぱり見所ですね。髪の毛も無くて独特な雰囲気があったあの三人ですが、ドラマ版だとすっかり美男美女の大人になっています。そしてそれぞれ三人も性格が違い、アガサは冷製で慎重な女性になっていますし、双子の兄のアーサーはビジネスマン、ダッシュは軟弱そうに見えるけれども強さも持った青年に成長しています。
プリコブの能力にも違いがあり、アガサは全体と作中で言われているのですが三人の中でも特に予知能力が高いという感じで、被害者目線で予知する事が出来る能力を持っていて『あれが見える?』というセリフも出てきます。
アーサーとダッシュは双子の兄弟で、二人で1つの能力という感じで作中ではアーサーの助けが必要な場面がいくつも出てきます。アーサーはアンテナと称されており、名前や場所などの情報を予知する事が可能です。その能力を活かしてアーサーはビジネスで成功しており不動産王になっています。
ダッシュは断片を見る事が可能なんですが、アガサのように被害者目線という訳では無く、第三者的な目線で断片を見る事が可能です。なのでダッシュとアーサーがいれば被害者か加害者のイメージと名前が分かるので事件を未然に阻止する事は可能なので基本的にはアガサも出てきますが、事件を解決するのはダッシュとアーサーが予知してダッシュとヴェガが捜査して事件を未然に解決するという感じです。
後は映画にも出ていましたが、プリコブの世話役のダニエル・ロンドンがドラマ版でもレギュラー出演しています。
ネタバレ
プリコブの三人が犯罪予防局から去って10年後の世界が舞台で、ダッシュが刑事のヴェガに事件の予知を知らせる所から物語は展開していきます。ヴェガはダッシュがプリコブだという事を見抜き、ダッシュと協力して事件を未然に解決するようになります。
しかし、ダッシュが政府に見つかればまたミルク風呂にいれられてしまう事から公には出来ないので、何とかダッシュを守ろうとしますが、無理な状況に。
そこでホークアイというプリコブに変わるシステムが警察に導入され、ホークアイの分析官を募集していたのをきっかけにダッシュがホークアイの分析官として警察に就職する事でダッシュの存在を隠そうとします。
しかしダッシュとヴェガの検挙率は群を抜いており、その事を怪しんだミルク風呂を復活させようと画策しているDIAのブロムフェルド副長官に目を付けられる。
アガサはずっとこの事を予知しており、ミルク風呂に入れられるイメージとその側に佇んでいるヴェガ刑事のイメージを見ていた為にダッシュを止めようとしますが、ダッシュは絶対やめないの一点張り。
そしてテロ事件が起きるというイメージを見たダッシュは事件を阻止しようとしますが、ブロムフェルドが狙っており迂闊に出歩けない状況になりますが、ダッシュは予知する為にダニエル・ロンド演じるウォリーの家に行きますが、ブロムフェルド副長官に捕まってしまいます。
そこにアガサ達が現れて、テロを阻止する為にミルク風呂に入り、更に事件の詳細を見て事件を阻止するが、その後は干渉しないというような取引を持ちかけます。
その結果事件は解決するのですが、ブロムフェルドは裏切ります。しかし、その事を予知していた三人。そして三人とヴェガは逃げるという所で終了しました。
海外ドラマ版マイノリティ・リポートはU-NEXTで視聴しました。画質も綺麗なのでおすすめです。
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